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海外出稼ぎ労働者からの送金により建設された、ひさし飾りとタイル張りの家(左)。東ジャワ農村の人々が海外出稼ぎを決意する最大の理由は、レンガ造りの「永久家屋」を建設する資金獲得のためである。家内外の装飾は、近所の評判や流行を意識して決められるのが常である。客間の室内装飾には、海外出稼ぎ先で培った中間層の生活スタイルに対する、独自のイメージが強く反映されている(右)。内壁や外壁の仕上げに用いられる浴室用や床用タイルは、装飾のみならず壁表面の保護も兼ねている。